ヤマダホールディングス、ケーズホールディングス徹底比較

ヤマダホールディングス、ケーズホールディングス徹底比較 高配当株投資
ヤマダホールディングス、ケーズホールディングス徹底比較
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こんにちは、ウメままです。

ウメまま夫婦は、配当金のみで生活することを目指して、日本の高配当個別株、米国の高配当ETF、個別株などに投資をしています。

今日は、ウメまま夫婦が保有していたヤマダホールディングスを売却し、ケーズホールディングスを買いましたので、その理由を説明したいと思います。

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ヤマダホールディングス(9831)を以前買った理由

ヤマダホールディングスは、だんなも私も1000株づつ保有していた銘柄です。

皆さんもご存じと思いますが、家電量販店のヤマダ電機や、住宅メーカーのヤマダホームズ、一時期話題になった大塚家具なんかも傘下にしている会社です。

ヤマダホールディングスを保有していた理由は、株主優待と配当金を合計すると、かなり高配当であったためです。

ヤマダホールディングスの株価はだいたい420円あたりから480円あたりを行ったり来たりで、優待をもらえる時期の直前、3月上旬とか、9月上旬とかに株価が上がって、優待の権利確定後に安くなるという傾向が有ります。

配当金は期末の3月末に一括配当であり、2021年、2022年には年間18円でした。

仮に株価が450円で配当金18円であったとすると、配当利回りは18÷450=4%になります。

ですが2023年の期末配当は12円と減配しており、配当金12円で計算すると配当利回りは2.6%に低下します。

2023年に18円から12円に減配、利回りは4%から2.6%へ

次に株主優待ですが、ヤマダホールディングスの株主優待は、3月末と9月末の2回、お買物券が送られてくるのですが、1000株持っていると、1000円の買い物ごとに500円として使えるお買物券が年2回、10枚ずつもらえます。

ヤマダホールディングスの株を買う場合、1000株を買うというのも実はポイントだと思っています。

ヤマダホールディングスで貰える優待は下の表のとおりなのですが、株主優待10枚までの株数の増加率は、ほぼ同じです。

しかし、株主優待を10枚から50枚の5倍に増やそうとすると、保有する株式は10倍にしなければなりません。

ウメままとしては、株主優待1枚や4枚じゃ少し寂しいので、もらえるお買物券の金額を考えても、1000株を夫婦でそれぞれ保有するのが、お得と考えたわけです。

そして、1000株以上だとお得じゃないので、それ以上は買わないという方針でした。

ヤマダホールディングスを買う場合は1000株ちょうどがお得
ヤマダホールディングス株主優待_楽天証券より引用

ヤマダホールディングス株主優待_楽天証券より引用

ウメままのように、1000株保有していた場合、その株主優待を現金に換算すると、年間で500円×10枚×2回=10,000円相当です。

これもプラスして、配当利回りを考えると、

株式取得額450円×1000株=450,000円、配当金18円×1000円=18,000円、優待10,000円なので、

(18,000+10,000)÷ 450,000円=6.2%

配当金が12円に減配した場合(12,000+10,000)÷ 450,000円=4.9%となります。

ヤマダホールディングスを買う際に、同じ家電量販店のケーズホールディングスと迷ったのですが、購入当時の、優待と配当を合わせての利回り6.2%ならということで、ヤマダホールディングスを買いました。

ヤマダホールディングスの購入当時の配当利回りは、優待込みで6.2%、現在は4.9%程度
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ヤマダホールディングスとケーズホールディングスの比較

ウメままは、株式を購入する場合、IR BANK – 企業分析・銘柄発掘で必ず、過去から現在の売り上げの推移や、財務状況、特にEPSの推移と配当利回りの推移をチェックします。

ヤマダホールディングスは、売上も頭打ちになっており、一株利益のEPSもデコボコでです。

それでも、ヤマダホールディングスの利回りにひかれて株式を買ってしまったわけです。

それぞれのEPSの推移と比べると、どちらもデコボコしてますが、伸び率的にはケーズホールディングスに軍配が上がると思います。

ヤマダとケーズEPS推移

ヤマダとケーズEPS推移

次に配当金ですが、ヤマダホールディングスは、収益に応じて減配することも良くあります。

一方でケーズホールディングスは、10年で1度しか減配はなく、増配傾向が続いています。

こちらもグラフで確認してみましょう。

ヤマダとケーズの配当金の推移

ヤマダとケーズの配当金の推移

ヤマダホールディングスの配当金はデコボコ、ケーズホールディングスは右肩上がりです。

過去は未来を必ずしも約束する訳では有りませんが、直近10年ほどの決算を見てもケーズホールディングスの方が買いかなと思います。

配当性向は2023年末時点で、ヤマダホールディングスが29.8%、ケーズホールディングスは39.9%です。

どちらも配当性向はそれほど高くなく、余裕を持っています。

ただ、決算説明資料を見ると、株主還元をより重視しているのは、ケーズホールディングスの方だと思われます。

ケーズホールディングスは、配当性向を40%程度とし、自社株買いを含めて80%とする方針とのことです。

しかしウメままは、一時点の優待プラス配当の利回りでヤマダホールディングスを買ってしまっていたのでした。

分散投資のひとつとして、また、家電系の優待が欲しいことから、家電量販店の株を一つは持っておきたかったので、今回改めて2社を比較し、ヤマダホールディングスを売却、ケーズホールディングスを購入したのでした。

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ケーズホールディングスの株主優待

次にケーズホールディングスの株主優待について見てみましょう。

ケーズホールディングスにも、ヤマダホールディングスと同じような株主優待があります。

ただし、ヤマダは1000円ごとに500円使える優待ですが、ケーズの場合1000円券ですので、金額の縛りが有りません。

ケーズホールディングスの株主優待

ケーズホールディングスの株主優待 楽天証券より引用

その他で、ケーズホールディングスの株主優待と、ヤマダホールディングスの株主優待の違いは、ケーズホールディングスの方が、持ち株数に応じた優待の刻みが多いということです。

今回ウメままは、ケーズホールディングスを一株1,300円程度で、まず500株分を分散して購入しましたが、優待の幅が刻まれてますので、今後1000株に増やすことも選択肢に入りますね。

ケーズホールディングスの優待込みの利回りは?

ケーズホールディングスの配当金は、一株当たり44円ですので、44円÷1300円=3.38%くらいです。

これに優待を加えてみると

優待が1,000円×3枚×2=6,000円、購入価格1300円×500株=650,000円、配当金44円×500株=22,000円

ですので(22,000+6,000)÷ 650,000=4.3%くらいです。

ヤマダホールディングスを売ってケーズホールディングスを買った理由

上記に書いた通り、現在のヤマダホールディングスの利回りが4.9%程度です。

ケーズホールディングスの利回りが4.3%程度ですので、ヤマダホールディングスの方がまだ利回りは高いです。

しかし、長期的に見た場合の株価の上昇と、増配、会社の配当方針を考慮し、今回ケーズホールディングスに買い換えを行いました。

以上が、ヤマダホールディングスを売って、ケーズホールディングスを購入した理由です。

みなさんの参考になれば嬉しです。

以上

 

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