こんにちは、ウメままです。
ウメまま夫婦は、配当金のみでの生活を目指して、日本の高配当個別株、米国の高配当ETF、個別株などに投資をしています。
ウメままは、株式投資を楽天証券とSBI証券の二つの証券口座で行っていて、楽天証券の方は米国株式のみに投資をしています。
私が、楽天証券で持っている米国株、米国株ETFは、QYLD、SPYD、HDV、VYM、P&G、USバンコープ、TMF(ごく少額)なのですが、今回そのうちのHDVを売却してJEPI(JPMorgan Equity Premium Income ETF)を購入してみました。
毎月分配で高配当、かつキャピタルの増加も狙えるというJEPI(JPMorgan Equity Premium Income ETF)について解説したいと思います。
JEPIとは、JEPIの特徴について解説
JEPIは、 JPモルガンアセットマネジメントが運用するETFで、S&P500採用銘柄の中から、高配当でありかつ価格変動の小さい銘柄を中心に約80%を現物株に投資し、残り20%をオプション取引で運用することで、米国株の成長性と高い配当性の両方を実現するというETFです。
私も保有しているQYLDは、NASDAQ100採用銘柄のオプション取引によるプレミアムを分配しているETFですが、JEPIは現物を約80%保有しており、分配金はオプション取引のプレミアムと株式の配当金からということなので、S&P500連動ETFのVOOやQYLDのいいとこ取りを目指したETFということになります。
そんなQYLDとJEPIのチャートを比較すると⇓こんな感じです。
JEPIはETFの設定日が2020年5月20日であり、運用実績の短いETFですが、QYLDがここ5年間で30%以上下落しているのに対して、JEPIは設定来プラス圏を維持しています。
どちらも高配当をうたっているETFなので、配当調整ありの場合も比較してみると⇓こんな感じです。
配当調整ありとした場合もJEPIの方が優位ですね。
ウメままが保有しているQYLDも、配当込みの場合プラス圏で推移しているので、ちょっと安心しましたが、このチャートを見ると、今後は、QYLDを売却した場合の税金などを考慮しながら、QYLD⇒JEPIに乗り換えることも検討した方がよさそうですね。
JEPIの資産総額が急激に増えていることを考えると、既にQYLDからJEPIに乗り換えた人も多いのかもしれません。
JEPIの分配金は、基本的に毎月配当で、直近の配当利回りは約10%です。
ちなみに、QYLDの配当利回りは11.31%となっています。
JEPIの今年度の分配金の支払い状況は、⇓こんな感じです。
JEPIは、オプション取引によるプレミアム収入を加えることで、市場の上下動に左右されにくく、安定したインカムを得るとうたっていますが、今のところそれが実現できている感じですね~。
ちなみに、QYLDとJEPIの経費率と運用資産総額は、QYLDの経費率が0.6%に対して、JEPIは0.35%であり、
運用資産総額も8月末時点で、QYLDが()に対して、JEPIが
JEPIの運用方法について解説
次に、JEPIの運用方法について解説します。
JEPIは、価格の変動を抑えるため、S&P500種指数採用銘柄から株価変動が低くかつ高配当の銘柄を保有しつつ、オプション取引のプレミアムを得ることで毎月分配金を配当しています。
詳細は以下の通りです。
- S&P500種指数採用銘柄から、高配当銘柄、株価変動の小さい銘柄を中心に選定し、約80%のウェイトで保有する。
- 残りの約20%のウェイトで、S&P500指数に対するコールオプション(買う権利)を売却し、その売却代金(プレミアム)を収入として得る
- コールオプションを売却することで、市場が上昇した場合にはその上昇分を譲渡する代わりに、下落した場合にはその下落分を緩和する効果がある
- 分配金は毎月支払われるが、その額は市場環境やオプション取引の結果によって変動する
2のコールオプション売買についての簡単な解説は米国高配当ETF 毎月配当のQYLDに約380万円投資した感想 | 配当金生活 (kabudefire.online)をご覧ください。
JEPI投資に向いている人は?
最後に、JEPI投資に向いている人ですが、ウメままも含め以下のようなタイプの人におすすめできると思います。
以上が、私が今回新たに購入した米国株ETFのJEPIについての紹介です。
JEPIは、高配当銘柄とオプション取引の組み合わせで、高いインカムと安定性を目指すETFです。
毎月分配金が支払われることも魅力的ですね。
なお、20歳代や30歳前半の方など、これからまだまだ長期間運用できる方は、VOOなどのS&P500種指数連動FTFの方が株価が大きく値上りする時に大きなリターンを得られることから、トータルリターンは高くなると思われます。
もちろん、どの投資も為替リスクや相場変動リスクがありますので、投資判断は自己責任でお願いします。
ではでは~。
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