今回のブログでは、SBI証券でスクリーニングした高配当株を更に詳細にチェックして、高配当であり、かつ株価も伸びていきそうな銘柄を選別する方法について解説しようと思います。
まずは、前回のおさらいから。
前回のブログでは、SBI証券での高配当株のスクリーニング方法について説明しました。
前回のまとめをおさらいすると以下の通りです。
・SBI証券のスクリーニングでざっくりとした基準で検索する。
・あまり基準を厳しくすると、今後伸びていきそうな銘柄が漏れることになるので注意。
・今、配当利回りがいまいちでも、増配を繰り返せば数年後は高配当になる可能性も。
SBI証券でスクリーニングした高配当株の選別方法
次に、SBI証券での高配当株のスクリーニング方法でスクリーニングした銘柄を一つずつチェックして、これからも配当金が伸びていきそうな高配当銘柄を探していきます。
じゃあ、ノーリツをチェックしてみるね。
まずは、SBI証券でノーリツを選択して、四季報の財務状況を見てみます。
前回2021年の12月決算時に、特別配当で83円を配当していて、今年の配当予想は50~52円になっているわね。
と言うことは、今年の配当利回りは3.35%程度よ。
※配当金52円÷株価1,552円=3.35%
前回の配当だけが特別だったってことね。
通常は、この時点でこの銘柄はチェックしないんだけど、
IR BANK – 企業分析・銘柄発掘で決算の状況を確認してみるわね。
私は、企業会計とか難しいことは解らないんだけど、IR BANK – 企業分析・銘柄発掘は決算の状況なども、数年単位のグラフになっていて、見やすくてとても便利よ。
まずIR BANKで私がチェックするのは、一株利益EPSの推移よ。
そうだよね。
企業分析をするうえで最も大事な数値は、一株当たりで、年間どれだけその会社が利益を出したか分かる数値である、一株利益(EPS)だよね。
一株利益(EPS)の何をチェックするの?
大切なのは、増加傾向であるかということよね。
ノーリツの場合は、一株利益(EPS)が年ごとで増えたり減ったりしてるし、マイナスの年もあるわね~。
総資産額、利益剰余金が増えているのはいいことだけど、一株利益(EPS)が右肩上がりではないから、株価の上昇はあまり望めないと思うわ。
1株配当は、増加傾向ではあるけど、一株利益が年毎でバラバラなので、配当性向(利益の何パーセントを配当しているか)も年毎でバラバラだし、安定した配当を狙うには適していないと思うわ。
なるほどね。
一株利益が増加傾向ではないことを考えると、この会社の事業は今後もあまり伸びない可能性が高いね。
そう考えると、この銘柄はやめた方が良さそうだね。
と、こんな感じで見ています。
例えば、MCJとか、リケンテクノス、中央自動車なんかはIR BANK – 企業分析・銘柄発掘でグラフを見てみると、一株利益EPSも、純資産も綺麗な右肩上がりになっています。
参考に今年になってから購入した中央自動車についてブログに書いているのでリンクを貼っておきます。
財務超優良な中央自動車工業 (8117)を高配当株投資家が買ってみた。 | 配当金生活 (kabudefire.online)
こんな銘柄たちと、大企業の高配当銘柄に分散投資が出来れば、ある程度安定した配当金が得られるんじゃないかと考えています。
SBI証券で受け取った配当金
こんな感じで選定していった、私のSBI証券の日本株たちからで受け取った配当金は、今年半年間で税引後252,122円となっています(米国株からの配当金49,776円を含む)。
年間だとちょうど50万円程度の配当金ということになります。
現在SBI証券では、1,370万円を運用中です。
1,370万円投資して50万円の配当金はショボいと思うかもしれませんが、ど田舎では働いても時給1,000円程度ですから、これは500時間の時給に匹敵します。
500時間と言えば、1日4時間パートの仕事をしたとしたら、4時間×5日で週20時間なので、1日4時間のパートのお仕事で25週間働いたのと同じですから、約半年間時給1,000円のパートのお仕事をしたのと同じくらいの金額です。
結構大きいと思いませんか?
SBI証券での高配当株の選び方まとめ
以上です。
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